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天草映画撮影顛末残照その2

白魔女は「魂が喜ぶ方を選んで」というが 自分の中をよく見てみよう

映画にでる事になって正直心ははしゃいでいた しかもその中身は酷く俗物なもので 何やらステイタスめいた

自分が他人とは特別であるかのような 浅はかでチープな魂になっていたと思う

そう云えば出発式の際に出演者の自己紹介は「出られて光栄」などと垂れるものが多かったが 私も多少なりとも

そうなっていたのかもしれない

断っておくが映画がつまらないのではなく私の魂がくだらない状態だったざんすね

 

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